突然ですが、質問です!
あなたは化粧水を構成する成分のほとんどが水ということを知っていますか?
それでは、化粧水の本当の目的は何でしょうか?
まずは、化粧水の構成成分のほとんどが水だということを今知ったアナタ!化粧水に対する思いが変わったかもしれませんね。高い化粧水を購入する必要はないと気づいたでしょうか?
実は、肌表面の薄い角質(死んだ細胞)に吸収される水の量は限界があります。そのため、パンパンと強くたたいたり、必要以上に何度も重ね付けする必要はありません。
また、化粧水をつけた後に浸透を待つ必要はありません。時間とともに水分が蒸発してしまうため、すぐに油分が配合された乳液やクリームなどでフタをする必要があります。
コットンパックやマスクを行う場合、十分に湿らせたコットンをのせないと意味がありません。マスクも同様で、乾く前に顔から外さないと逆効果になります。水には水分が少ない方に移動する性質があるため、せっかく潤った肌の水分が逆にコットンやマスクに移動する可能性があります。十分に気を付けてください。
さて、本題に入る前に、もう一つお話が。
海外に移住して、現地で化粧水を探したがなかなか見つからなかった!海外旅行中、化粧水を探したが見つからなかった!という経験をしたことはありませんか?どうして海外では化粧水をあまり見かけないのか?
それは、化粧水はあまり重要視されていないからです。
理由は、化粧水の成分のほとんどが水なので、皮膚に浸透しないということ。保湿成分も配合されていますが、保湿剤との役割はほとんど果たしません。もし、水がどんどん肌に吸収できるとしたら、お風呂に入った時に身体が風船のようにブクブクに膨らんでしまいますよね。(笑)
欧米では、化粧水は保湿目的ではなく、毛穴の引き締め、汚れの拭き取りなどの目的でよく使われています。肌はもともと弱酸性ですが、洗顔をすることによりアルカリ性に傾いた肌を弱酸性に戻す目的で使われていたため、化粧水は英語でToner(正常に戻すという意味のtoneの名詞形)で呼ばれています。
また、化粧水の後に使用する「美容液」の浸透をよくするために使用されます。
化粧水の目的は、お分かりになりましたか?
高い化粧水を使えば安心だと思っていたアナタ。スキンケアは美容液やクリームを使用しなくても、化粧水さえつけてれば大丈夫だと思っていたアナタ。見直しが必要ですね。
次回はスキンケアで最も重要な「美容液」についてお話します。
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